「Connectable Coffee(接続可能なコーヒー)

 

今回のイベントのテーマはConnectable Coffee(接続可能なコーヒー)。 消費者がインタネットを通じて、完成したプロダクトの背景に広がる生産者や生産地と繋がりをみせ、近年ではブロックチェーン技術の可能性が金融分野を超えて議論され、その技術を使い農業に対して新しい革命を起こそうとしています。 コーヒーの世界ではFrom Seed to Cupの潮流から産地と消費者を結び、これまで接点を見出しにくかった産地の魅力を消費者に届けられるようになりました。そして今、From Seed to Cupという文化にブロックチェーンという技術が結び、新しい可能性が生まれつつあります。
本イベントでは、ブロックチェーン技術を専門領域とし、その技術を生かしてインドネシアを拠点にコーヒー豆のトレーサビリティ向上と透明性の高いデータの提供を目指すEMURGO日本法人取締役の村崎俊介さん、アジアを中心に持続可能なコーヒー生産の指導やバイイングを行なっている(株)坂ノ途中/海ノ向こうコーヒーの安田大志さん、特別ゲストとしてEMURGOインドネシア法人取締役のVidy Onadiさんをお迎えし、それぞれが行なっているプロジェクトのお話とConnectable Coffee(接続可能なコーヒー)をテーマに皆さんと考えます。


企画について:

一杯のコーヒーから生産地に想いを届けられないか。
From Seed to Cupを合言葉にSustanable Cofee(持続可能なコーヒー)という文化がすっかりと日本でも浸透し、これまでにないほど産地と消費者の距離が近づきました。一方でFrom Seed to Cupは産地から消費者にまるで片思いのように一方通行に想いが届けられているような気がします。

僕たち消費者側からも一杯のコーヒーから生産地に接続できれば、まるで両想いのようにもっとコーヒーが楽しくなるのではないか。
なんて想いからConnectable Coffee(接続可能なコーヒー)をというテーマを設けました。


Discussion / ディスカッション
CONNECTABLE COFFEE (接続可能なコーヒー)

From Seed to Cupという文化を通して、これまで僕たちはコーヒーを通してこれまでにない素晴らしい想いや体験を産地から頂きました。もし日頃飲んでいる一杯のコーヒーから産地に繋がることができれば、どのような想いを産地に届けたいだろうか?

CONNECTABLE COFFEE (接続可能なコーヒー)をテーマにブロックチェーンを通してコーヒーと産地が接続することができれば、どのような可能性が生まれるかをディスカッションを通して考えます


GUEST / ゲスト


村崎 俊介

株式会社EMURGO / 日本法人取締役

青山学院大学卒業後、複数社の東南アジア海外営業部を7年間従事し、EMURGO日本法人取締役に就任。西アフリカ生まれの民族楽器のアサラトと魚釣、特にスピアフィッシュが趣味。

After graduating aoyama univerysity, Murasaki worked in 2 firms where he spendt 7 years of experience in Asian markets specializing in BtoB overseas sales. Currently, he is working on business development at EMURGO in the Southeast Asian sector. He has rhythm and shows it by playing Asarato, a West African instrument. Shunsuke also loves fish and is a master spearfisher.

 

株式会社EMURGO
https://jp.emurgo.io/

EMURGOはCardanoブロックチェーンの導入を促すだけでなく、Cardanoの分散型ブロックチェーンエコシステムを採用しているプロジェクトや組織を構築し、投資やアドバイスを行うことによってADAの価値を高めます。ブロックチェーンの研究開発から得た専門知識および業界パートナーとのグローバルなネットワークを活かし、ベンチャー企業の支援を行っています。EMURGOは2017年6月に日本、2018年5月にはシンガポールに設立されました。以来、Cardanoプロジェクトの公式な商業化およびベンチャー部門として活動しています。Cardanoエコシステムのグローバルな成長、そしてCardanoブロックチェーンの導入促進のためにIOHKと連携しています。

 

安田大志
株式会社坂ノ途中 / 海ノ向こう事業代表

学生時代はインドのスラムでダンスの先生をしていた。
2016年4月 坂ノ途中新卒入社。入社後ウガンダでの研修を経て、2016年9月ラオスでコーヒーのプロジェクトを立ち上げ。2017年Global Shapersに選出。2018年 海ノ向こうコーヒー事業 立ち上げ。

 

株式会社坂ノ途中 / 海ノ向こうコーヒー
https://on-the-slope.com/umi/

「百年先も続く、農業を。」をコンセプトに新規就農者のつくるお野菜を販売している京都の会社、坂ノ途中。

海ノ向こうコーヒーはそんな私たちの新しい挑戦。
ラオスの深い森の中おいしいコーヒーをつくることを通して、失われつつある豊かな森を未来につなぐプロジェクトからはじまりました。現在はアジアのコーヒーの産地に入り、知見の共有 / 販路の多様化 / 新しい挑戦への投資などを通じて、生産者をサポート。日本では直接輸入した豆を販売。「おいしさ」だけでなく、環境やコミュニティまでを含めた価値を提案し、みなさんにお届けします。

Special Guest / 特別ゲスト


Vidy Onady

EMURGO / Head Of Business Development
PT Hero Intiputra / Vice President 

A blockchain enthusiast and a self-driven professional with more than 15 years of diversified experience in information technology systems, financial analysis & business and digital ventures. Graduating his bachelor degree in engineering and MBA in finance give him comprehensive approach for complex challenges and unique ability to manage multi-disciplinary projects. He has led or involved in numerous ERP & CRM implementation (SAP & Microsoft Dynamics), IPOs, content licensing deals and starting up digital content business from scratch.

 

PT Hero Intiputra
http://www.hip.co.id/

HEROグループは、Hero SupermarketやGuardian、Giant、IKEAなどの小売店を運営するインドネシア有数のグループ。2018年、EMUGOと事業提携。サプライチェーンや物流・金融・エネルギー分野における合弁企業の専門性を活かし、Cardano(カルダノ)のブロックチェーン技術をさまざまな分野に応用。インドネシアに革新的なエンタープライズソリューションを目指しています。

 

Facilitator / ファシリテーター

 

大西 陽
フリーター

トロント出身。高校卒業後、ファッションを学ぶために渡欧。欧州を中心にアート・ファションに関わるプロジェクトを企画・運営。帰国後、デザイン、テクノロジー、食、農業など幅広い分野に対してデザインリサーチを通して領域横断的な企画、設計、ディレクションを行う。食べることや実験的なことが大好き。mi-cuitに所属。


Detail / 詳細

– Title : fruitful Report #4 「Connectable Coffee (接続可能なコーヒー)」
– Date : 2019/03/02(Sat)
– Time : 19:30-21:30 (19:00Open)
– Charge : 1500yen
– Place : FabCafe Tokyo
– 最少催行人員:15名
※コンビニ/AMT払いのお客様は別途キャンセルに500円かかります。
– Timetable
19:00 開場
19:30 スタート
19:30 – 20:15 プレゼンテーション
20:15 – 20:45 ディスカッション
20:45 – 21:30 懇親会